榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

こういう魅力的な図書館で本を開いたら、知恵や知識が頭に沁み込んでくるのでしょうね・・・【情熱的読書人間のないしょ話(1834)】

【amazon 『世界の夢の図書館』 カスタマーレビュー 2020年4月21日】 情熱的読書人間のないしょ話(1834)

カクテル(コクテール)という品種のバラ、ボタン、フリージア、キンセンカ、スミレ、ビオラ、シバザクラの花が咲いています。新緑のイロハモミジが目を惹きます。我が家の桃色のクルメツツジ(キリシマツツジ)の隣で白いクルメツツジ(キリシマツツジ)も咲き始めました。

閑話休題、『世界の夢の図書館』(清水玲奈他著、エクスナレッジ)では、世界の魅力的な図書館が紹介されています。

「何千年も前から、人間の知識と経験は文字によって記録され、図書館に保管されて後世に受け継がれてきた。いわば図書館は、過去から現在、そして未来へ、人間の知をつなぐ場所。そこには、世界の歴史や文化、芸術、技術など、蓄積された知識=書物という宝が詰まっている」。

●フランス国立図書館 リシュリュー館(フランス)。「広い空間が印象的な、パスカル設計による楕円形の閲覧室」。

●王立エル・エスコリアル聖ロレンソ修道院図書館(スペイン)。「フレスコ画と帯状装飾が施された美しい図書館。世界文化遺産にも登録され、多くの観光客が訪れる」。

●大英図書館 セント・パンクラス本館(イギリス)。「ガラス張りの書架に、膨大な蔵書の一部が覗く」。

●大英博物館図書室(イギリス)。「書架にアクセスするギャラリーは、鉄とガラスを駆使した軽やかな構造」。

●ダブリン大学トリニティ・カレッジ図書館 オールド・ライブラリー(アイルランド)。「上階部分とかまぼこ形の天井は、書架を広げるために、1860年に増築された」。

●デルフト工科大学図書館(オランダ)。「壁一面の書架に並ぶ、膨大な数の蔵書。目の覚めるようなブルーの壁が本の隙間から覗く」。

●アンナ・アマリア図書館(ドイツ)。「スタディセンターの中にある、近代的な吹抜ケ書庫『書籍の立方体』」。

●ヴェンラ図書館(ノルウェー)。「リブを利用した閲覧席。『籠もる』感じが楽しい」。

●ストックホルム市立図書館(スウェーデン)。「図書館の中心にある円形のホール。壁に沿って369度、本が並ぶさまは圧巻」。

●王立ポルトガル文学館(幻想図書館)(ブラジル)。「家具はローズウッドがふんだんに使われ、重厚な仕上がり。『幻想図書館』の愛称にふさわしい雰囲気だ」。

こういう魅力的な図書館で本を開いたら、知恵や知識がぐんぐん頭に沁み込んでくるのでしょうね。