絵師ハン・ガンの画面から飛び出し、戦場を駆け巡った馬のその後は・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3941)】
【読書の森 2016年1月1日号】
情熱的読書人間のないしょ話(3941)
あけましておめでとうございます。2026年も、引き続き、情熱的読書人間として、「頭の中に森のような図書館をつくる」という夢を実現すべく、「未知との出会いをもたらしてくれる本を読む」、「その本の素晴らしさを伝える書評を書く」、「季節の移ろいの一瞬を捉えた写真を撮る」、「1日7,000歩以上歩く」生活を継続したいと考えております。







閑話休題、絵本『この世でいちばん すばらしい馬』(チェン・ジャンホン作・絵、平岡敦訳、徳間書店)は、ストーリーも興味深いが、写実的な絵が圧倒的な画力で迫ってきます。
絵師ハン・ガンの描く馬は、あまりに生き生きしているため、画面から飛び出し、生きて動き出すと噂されています。
ある日、一人の武将が訪ねてきて、「わしのために、この世でいちばん気性がはげしく、ゆうかんで、力の強い馬を一頭、描いてはくれないか?」と頼み込みます。
絵から生まれて戦場を駆け巡った馬のその後は・・・。
この物語はチェン・ジャンホンの創作だが、ハン・ガン(韓幹)は、8世紀の中国に実在した画家ということで、ハン・ガンが描いた馬の絵「馬と馬引き」が巻末に掲載されています。
