安全運転寿命を延ばそう・・・【情熱的読書人間のないしょ話(2110)】
我が家の庭にジョウビタキの雌がやって来ました。あちこちで、オウバイ(写真2、3)、オウバイモドキ(ウンナンオウバイ。写真4、5)が咲き始めています。ニホンズイセン(写真6)、サクラソウ(写真7)が咲いています。因みに、本日の歩数は11,801でした。
閑話休題、「読書クラブ 本好きですか?」の読書仲間の伊勢田和良氏に教えられた『安全運転寿命』(北村憲康著、企業開発センター交通問題研究室)を手にしました。
「安全運転寿命とは、安全運転を継続できる寿命である。安全運転を継続できるということは、安全運転を行うための各要素を持ち続けるということである。超高齢化社会においては、ドライバー自身がいつまで運転できるかということはもとより、いつまで『安全運転』ができるかということが重要な長寿の要素になる可能性が高い」。
「●人口の超高齢化とともに、免許人口の超高齢化も加速度的にやってくる。
●交通の高齢化は、基本的に交通リスクを引き上げる。
●安全運転に必要な要素は、身体能力、運転技能、危険対応力、遵法精神、自己統制があり、どの要素も不可欠である。
●安全運転寿命をチェックしてみる。
●老化現象は運転に影響する。とくに視覚に関するものは影響が大きく、リスクも高い。
●老化現象度をチェックしてみる。
●中高年から高齢者にかけ追突事故は減るが出会い頭事故などが増える。
●実際の事故でも、視覚の衰えに関するもの、さらには自身の不安全行動による事故が多い。
●中高年から高齢にかけての事故リスクをチェックしてみる。
●対策は動機付けが重要である。動機づけなしには継続することは難しい」。
私は、オートマティック車ではなく、長年親しんできたマニュアル車に乗っています。カーナビゲーション、バックアイモニターは付けていないが、最近、煽り運転対策としてドライブレコーダーを取り付けました。また、自分の年齢を考慮して、夜間運転はしない、高速道路は使用しない――を実行しています。
75歳以上の高齢ドライバーに対しては、免許更新時に認知機能の検査が義務化されているが、幸い、私は満点の100点だったので、当面、認知症面は大丈夫だと考えています。しかし、近い将来、認知機能が衰えたら、即、免許を返納する覚悟です。
その高齢者講習時、参加者たちが「警察は高齢者の交通違反は特に厳しく扱う傾向がある」と噂しているのを聞き、それ以降は、より丁寧な安全運転を心がけています。運転に当たっては、「譲る」という基本姿勢が大切だと感じています。