榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

日本列島人の起源を考えるとき、知識を整理するのに恰好の一冊・・・【情熱的読書人間のないしょ話(1462)】

【amazon 『日本人の起源』 カスタマーレビュー 2019年4月21日】 情熱的読書人間のないしょ話(1462)

我が家のヒバ、アメリカノウゼンカズラの伐採、キンモクセイ、モクレン、ツゲの剪定を植木屋に依頼しました。その手際の見事さに、さすがプロと脱帽するとともに、自分でツゲを剪定して腰を痛めたことを思い出しました。あちこちで、薄紫色のフジ、白いフジが咲き出しています。フジの周りをクマバチ(キムネクマバチ)がブーンと唸りを上げて飛び回っています。コデマリが小さな白い花をまとっています。ミツマタが黄色い花を、アカバナミツマタが赤い花を付けています。ウキツリボクが赤い萼をぶら下げています。ボタンが大輪の赤紫色の花を咲かせています。因みに、本日の歩数は10,570でした。

閑話休題、『日本人の起源――人類誕生から縄文・弥生へ』(中橋孝博著、講談社学術文庫)は、日本列島人の起源を考えるとき、知識を整理するのに恰好の一冊です。

いつ、どこから、どのような人類が日本列島にやってきたのか、縄文人とはいかなる人々か、渡来系弥生人とはいかなる人々か、縄文人と弥生人の関わり合いはいかなるものだったのか、アイヌとはいかなる人々か、琉球人とはいかなる人々か――等々について、さまざまな学説がバランスよく紹介されています。その上で、古人類学者としての著者の推考が述べられているが、さらなる古人骨や石器など新資料の発見やDNA分析を待たねば確定的なことは言えないという姿勢に好感が持てます。