古代ギリシア人になったかのような気分にさせてくれる一冊・・・【情熱的読書人間のないしょ話(1396)】
【amazon 『図説 古代ギリシアの暮らし』 カスタマーレビュー 2019年2月14日】
情熱的読書人間のないしょ話(1396)
ヒヨドリ、スズメをカメラに収めました。オッタチカタバミが黄色い花を閉じています。因みに、本日の歩数は10,747でした。
閑話休題、『図説 古代ギリシアの暮らし』(髙畠純夫・齋藤貴弘・竹内一博著、河出書房新社・ふくろうの本)は、私たちを古代ギリシアの世界に連れていってくれます。
「古代ギリシアに生きた人たちはどのような暮らしを送っていたのだろうか? プラトンやアリストテレス、あるいはアイスキュロスやトゥキュディデス、またはペリクレスやデモステネス、古代ギリシア人として知られる人物は数多いが、彼らは一体どのような生活を送りつつ、哲学を語り、悲劇や史書を書き、弁論を論じていたのだろうか? 何を着、何を食べ、どのようなところに住んでいたのだろうか?」。
本書で扱われているのは、アテナイという一つのポリスの、紀元前5、4世紀の状況だが、豊富な図と、簡にして要を得た解説が、古代ギリシア人になったかのような気分にさせてくれます。