榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

読者を読書の沼に引きずり込みたいという著者の願いが十分叶えられている一冊・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3363)】

【読書クラブ 本好きですか? 2024年6月25日号】 情熱的読書人間のないしょ話(3363)

ヒメギス(写真1)、ヒカゲチョウ(写真2)、ジャノメチョウ(写真3)、キハダカノコ(写真4)、ツマジロエダシャク(写真5)をカメラに収めました。ネムノキ(写真6)、ノウゼンカズラ(写真7、8)、サボテン(写真9、10)、ビロードモウズイカ(写真11)、ヤブミョウガ(写真12)、ハンゲショウ(写真13)が咲いています。我が家の庭のシソ(写真14)は冷奴や素麺に欠かせないが、庭師(女房)が殺虫剤を使わないので、虫に食われています。

閑話休題、『けんごの小説紹介――読書の沼に引きずり込む88冊』(けんご著、KADOKAWA)のおかげで、読みたい小説が6冊も見つかりました。

●『ばかもの』(絲山秋子著)――すべてを喪失した男女の物語

●『ストーリー・セラー』(有川浩著)――究極の選択を迫られた夫婦の最後の決断

●『失はれる物語』(乙一著)――悲しみと美しさで溢れた短編小説集

●『小説の小説』(似鳥鶏著)――読書体験の新境地を味わえる名作(迷作)

●『君のクイズ』(小川哲著)――クイズとミステリーの奥深さを教えてくれた一冊

●『連続殺人鬼カエル男』(中山七里著)――目を背けたくなるほどの猟奇的殺人の犯人は一体どこにいる

読者を読書の沼に引きずり込みたいという著者・けんごの願いが十分叶えられている一冊です。