これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な躍進である。・・・【ことばのオアシス(109)】
【薬事日報 2012年12月26日号】
ことばのオアシス(109)
これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な躍進である。
――ニール・アームストロング
1969年7月20日、午後10時56分(米国東部標準時間)、アポロ11号の船長、ニール・アームストロングが、人類として初めて月面に降り立った時に発した言葉。原文は、”That’s one small step for a man one giant leap for mankind.”であるが、人類が口にした最も格調高い言葉の一つだと思う。
共に月面に立ったエドウィン・オルドリンが、「彼は数え切れないほど多くの人々のおかげで月面に降りられたと知っていたので、自身の名声は求めなかった」と、アームストロングの謙虚さを述懐している。
戻る | 「ことばのオアシス」一覧 | トップページ