猛烈仕事人間時代を思い出して血が騒ぐとき、読み返す本・・・【情熱的読書人間のないしょ話(411)】
【amazon 『課長 島耕作』 カスタマーレビュー 2016年6月8日】
情熱的読書人間のないしょ話(411)
散策中に、プロペラのような白い花をたくさん付けているセイヨウキョウチクトウを見つけました。桃、黄、茶の色のハーモニーが美しいアルストロメリアの花が咲いています。ヒルザキツキミソウの薄桃色の花が風に揺れています。アジサイも頑張っています。因みに、本日の歩数は11,683でした。
閑話休題、私が企業人生活を卒業して1年8カ月が経過しましたが、時折、猛烈仕事人間時代を思い出して、妙に血が騒ぐことがあります。そういうときは、書斎の本棚に並んでいる『課長 島耕作』(弘兼憲史著、講談社・モーニングコミックス、全17巻。出版元品切れだが、amazonなどで入手可能)と『部長 島耕作』(弘兼憲史著、講談社・モーニングコミックス、全13巻。出版元品切れだが、amazonなどで入手可能)の中から適当に1~2冊を取り出して読み返すことにしています。
主人公の島耕作ほど仕事で目覚ましい働きをしたわけでも、彼ほど女性にもてたわけでもありませんが、心が落ち着くのです。
このシリーズは、弘兼憲史自身が、これは漫画ではなくグラフィック・ノヴェル(絵で描いた小説)だと自負しているだけあって、読み応えがあります。巨大電器メーカーの宣伝部門の課長・島耕作が、さまざまな危機に直面しながら、果敢に、強かに生き抜き、昇進していく姿は、臨場感に溢れています。
危機に臨んで、自分の場合はこう切り抜けたな、そうか、こういう手もあったのかなどと考えながら読んでいると、さらに2~3冊読みたくなってしまうので困ります(笑)。