愛は万華鏡のごとく――その7(bookcoverchallenge)・・・【情熱的読書人間のないしょ話(番外篇その7)】
【facebook 2020年5月13日】
情熱的読書人間のないしょ話(番外篇その7)
●『「時間がない」から、なんでもできる!』の著者・吉田穂波(Honami Yoshida)先生から、bookcoverchallengeのバトンを受け取りました。
●恋愛至上主義者の情熱的読書人間・榎戸誠の「愛は万華鏡のごとく――その7」は、ピエール・アベラールとエロイーズの『アベラールとエロイーズ――愛と修道の手紙』(畠中尚志訳、岩波文庫)です。中世フランスの39歳の花形教師アベラール(1079~1142年)と、17歳の才色兼備の学生エロイーズ(1101~1164年)は恋愛関係に陥ります。姪の妊娠・出産を知り怒り狂った叔父の回し者に寝込みを襲われ、アベラールは男性のシンボルを失ってしまいます。別々の修道院に引き裂かれた二人の間で交わされた書簡が本書にまとめられています。エロイーズの手紙は、古来、女性の書き得た最も激しい愛の言葉に満ちています。
●三共時代の先輩、そして人生の先輩として敬愛する読書家・白松一良さんにバトンをお渡しします。
★ http://enokidoblog.net/jounetsu/2012/12/8268