何気ない日常の一コマ一コマが、こんなに素敵な詩になるとは!・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3374)】
【僕らは本好き読書隊 2024年7月6日号】
情熱的読書人間のないしょ話(3374)
シロダモの葉に形成された虫癭(ちゅうえい。虫こぶ)シロダモハコブフシの中ではシロダモタマバエの幼虫~蛹が暮らしています(写真1)。シマトネリコ(写真2)、ヒマワリ(写真3)、ヘメロカリス(写真4)、ヒメヒオウギズイセン(写真5)が咲いています。キュウリ(写真6)が花と実を、ツバキ(写真7)、キウイフルーツ(写真8)、ブドウ(写真9)、トマト(写真10)が実を付けています。アカジソ(写真11)が育っています。ガマ(写真12)の穂が風に揺れています。
閑話休題、『輝くときの中で――恵みはいつも今ここに』(山守ひとみ著、文芸社)に収録されている詩の全てが、著者の手書きなのには驚かされました。
●おとうさんが わらって、おかあさんが わらって、ぼくたちも わらったら、ぼくのいえも わらったよ。
●石けんの香りが いちばん似合う ぷりぷりの白肌 優しい布団に その残り香がまるで 今日のご褒美のよう 優しい眠りへ包みこんでゆく ほんわり ほんわりと
●むずかしい事は そんなに 知らなくて いいみたい ただ 今、この時を ありがとうの色で 染めていくだけ
●衣類のシワに こころのシワを重ねながら ゆっくり静かに アイロンをあてていく ピンと張っていく たてのラインに こころが浄化され 清められていくかのよう 外は雨、今日はたくさんの アイロンをかけながら こころのシワを ピンと伸ばす日
●ただ今日、あなたが 笑っていた それだけで 充分。
●静かな午後 白のレースカーテン 柔らかく優しく 木漏れ日降り注ぐ おひさま そこから世界は どう見えてるの?
何気ない日常の一コマ一コマが、こんなに素敵な詩になるとは!