運動という切り口から迫った脊椎動物学入門書・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3382)】
【読書の森 2024年7月15日号】
情熱的読書人間のないしょ話(3382)
モミジアオイが咲いています。
閑話休題、『ウマは走る ヒトはコケる――歩く・飛ぶ・泳ぐ生物学』(本川達雄著、中公新書)は、背骨と手足を得て速く長距離を移動できるようになった脊椎動物の歩く・走る、泳ぐ、飛ぶことについて、それを可能にする体のデザインまで含めて考察しています。
運動という切り口から迫ったこの脊椎動物学入門書は、親しみ易い語り口と豊富な図のおかげで愉しく学べる一冊です。