民話のような味わいの短篇・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3979)】
【読書の森 2026年2月4日号】
情熱的読書人間のないしょ話(3979)
スズメ(写真1)、ツグミ(写真2、3)、センダンの実を啄むヒヨドリ(写真4~6)をカメラに収めました。








閑話休題、アンソロジー『竜と蚕――大神坐(おおかみくら)クロニクル』(アミの会編、原書房)に収められている『紫の花』は、民話のような味わいの短篇です。
神坐村の水吞み百姓の娘、13歳のいねが手伝いに行かされた「庄屋の家には、他人に言えない秘密があった」。
庄屋の息子、16歳の幸吉は知恵遅れなのです。しかし優しく穏やかなので、遊び相手を務めるいねは幸吉のことが嫌いではありません。
幸吉には腹違いの兄、父の妾が産んだ20歳の重吉がいます。妻がいるのに、重吉はいねにしつこく付きまといます。
いねが重吉に犯されそうになった時、思いがけないことが…。
