号泣する準備はできていたはずなのに・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3984)】
【読書の森 2026年2月9日号】
情熱的読書人間のないしょ話(3984)
ツグミをカメラに収めました。




閑話休題、短篇集『号泣する準備はできていた』(江國香織著、新潮文庫)に収められている『号泣する準備はできていた』は、大好きな男に、朝、電話口で、木がなくて電飾だけのクリスマスツリーを私と買う夢をみたと告げられた「私」の物語です。
「隆志が仕事を辞め、他の女と関係を持ち、アパートを出て行ってから半年になる」。
号泣する準備はできていたと強がりを言うが、別の男と体を重ねた後、隆志に会いたくて堪らなくなってほとんど泣きだしそうになる私なのです。
恋する女性の精神的・身体的状態とはいかなるものか、勉強になりました。
