ジェフリー・アーチャーの作品は、文句なしに面白い・・・【山椒読書論(335)】
【amazon 『めざせダウニング街10番地』 カスタマーレビュー 2013年12月12日】
山椒読書論(335)
『めざせダウニング街10番地』(ジェフリー・アーチャー著、永井淳訳、新潮文庫。出版元品切れだが、amazonなどで入手可能)は、文句なしに面白い。
ダウニング街10番地とは、英国の首相官邸を意味している。首相の椅子を目指して鎬を削る男たちの中で、遂に勝利者となるのは誰か。実在の人物、事件が巧みに織り込まれ、快調なテンポで繰り広げられるサクセス・ストーリー。揺るぎない家庭が持つ意味の大きさが浮き彫りにされる。
政治家として波瀾万丈の経験をし、作家としては次から次へとヒットを飛ばしたジェフリー・アーチャーの作品は、どれも掛け値なしに楽しめる。