榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

西岸良平のほのぼの感と鎌倉の魅力を満喫できる連作集・・・【情熱的読書人間のないしょ話(331)】

【amazon 『鎌倉ものがたり――あこがれの街・鎌倉編』 カスタマーレビュー 2016年3月25日】 情熱的読書人間のないしょ話(331)

神奈川の横浜中華街の関帝廟を訪れました。あまりのかわいらしさに、小さな関羽の人形を求めてしまいました。鎌倉の鶴岡八幡宮の段葛は長期間に亘った整備工事が3月末には終わるそうです。段葛のソメイヨシノの中には咲き始めているものもあります。鶴岡八幡宮の石段脇の、実朝を暗殺した甥の公暁が隠れて待ち伏せしていたという伝説がある大イチョウは2010年に強風で倒れてしまったのですが、萌芽が見られます。帰路、7色に変化する東京・お台場のパレットタウン大観覧車を見ることができました。因みに、本日の歩数は13,064でした。

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閑話休題、コミックス『鎌倉ものがたり――あこがれの街・鎌倉編』(西岸良平著、双葉社。出版元品切れだが、amazonなどで入手可能)は、私の大好きな西岸(さいがん)良平特有のほのぼの感を満喫できる「鎌倉ものがたり」シリーズの一冊です。

33歳の新進推理作家・一色正和と21歳の妻・亜紀子が、鎌倉を舞台に繰り広げる心温まる物語です。「房総の鬼」、「大銀杏殺人事件」、「西御門のかぐや姫」、「閻魔堂の怪異」、「竜神伝説」、「鎌倉の昼と夜」など、鎌倉のさまざまな魅力がミステリ・タッチで紹介されていきます。

西岸が描くカップルは、どうしてこうも魅力的なのでしょうか。