小さな植物世界・テラリウムを作りたくなる入門書･･･【情熱的読書人間のないしょ話（491）】
【amazon 『テラリウム』 カスタマーレビュー 2016年8月19日】
情熱的読書人間のないしょ話（491）
散策中に、夏の雲、夏の線路に出会いました。アフリカハマユウ（インドハマユウ）が桃色の花を咲かせています。アサガオも頑張っています。因みに、本日の歩数は10,136でした。
閑話休題、『テラリウム――苔・エアプランツ・多肉植物で作る』（FOURWORDS監修、日東書院本社）は、テラリウムを見て、作って、育てて楽しむための入門書です。
テラリウムとは、透明なガラスの容器に植物の生育環境を再現するものです。
本書では、●強い光が苦手で、水辺や湿原など、湿潤な土を好むシダ類、コケ類、食虫植物など、●土に根を下ろさず、樹上に着生するエアプランツ、着生ランなど、●乾燥した厳しい環境に自生し、貯水能力の高い植物に進化したサボテン、エケベリア属、ハオルシア属などの多肉植物――の3つに分けて、それぞれに適した容器や手入れ法、インテリアとしての活用法などが分かり易く解説されています。
小さいながらも、一つの自然環境を自分の手で作り出すことができるとは、素晴らしいことではありませんか。早速、作ってみたくなってしまいました。