榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

白バックの写真なので、花、葉、茎の特徴がよく分かる花図鑑・・・【情熱的読書人間のないしょ話(84)】

【amazon 『散歩でよく見る花図鑑』 カスタマーレビュー 2015年6月5日】 情熱的読書人間のないしょ話(84)

B社の研修、神保町の書店巡り、2つの図書館回り、散策、読書――と、充実した一日でした。散策中に、気の早いコスモスが咲いているのに出会いました。昨年のこぼれ種が育ったのか、それとも早咲き品種なのでしょうか。因みに、本日の歩数は13,257でした。

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閑話休題、『散歩でよく見る花図鑑――気になる花がすぐわかる』(亀田龍吉写真・文、家の光協会)は、私のように散策中に見かけた花の名前を知りたい者向きの本です。「散歩などの外出で、町なかと郊外で目にする可能性が高いものを選び、野生種と園芸種、在来種と帰化種にこだわらず収録しています」。「基本情報として、科名、分類、分布、開花期、草丈をまとめました。科名は最近の遺伝子による研究が反映されたAPGⅢという分類体系に拠っています」。

春の花、初夏の花、夏の花、秋・冬の花に分けて、それぞれの花の写真と説明文、見分ける際の「Point!」が掲載されています。主となる写真は白バックで撮影されていて、花、葉、茎の形などの特徴がはっきり分かりますので、私のような素人には心強い図鑑です。