大学教授を目指さなくてよかった!・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3225)】
【読書の森 2024年2月14日号】
情熱的読書人間のないしょ話(3225)
上空で囀るヒバリ(写真1~4)が着地したところをパチリ。独特の冠羽が目を惹きます。ルリビタキの雄の若鳥と思われる個体(写真5、6)、スズメ(写真7)、シメ(写真8)、ツグミ(写真9)をカメラに収めました。因みに、本日の歩数は11,484でした。
閑話休題、正直に告白すると、『大学教授こそこそ日記――当年62歳、学生諸君、そろそろ私語はやめてください』(多井学著、三五館シンシャ)を読み終わって一番強く感じたのは、無理して大学教授を目指さなくてよかったという安堵感です。
「博士号、お持ちですか?――取らない教授の言い訳」、「印税ナシ――『売れない教授』の出版事情」、「大学教授になる方法――イチかバチか」、「コピペ論文を見破れ!――大学教員の大事な仕事」、「悲惨な授業――学生のレベルに合わせる」、「授業ノルマ――雑談、メイク、ケータイいじり」、「裏切り――教授の心、学生知らず」、「儲かる副業、儲からない副業――そんなに稼げません」等々、こんなことまで書いてしまっていいのかと心配になるほど、甘くない教授稼業の実態・内幕が赤裸々に語られています。
本当に、大学教授を目指さなくてよかった!