その人が持っているもの、ちょっとした光っている部分に気付いて、ポッと焦点の合った仕事を与えると･･･【ことばのオアシス(54）】

日本を代表するアート・ディレクターの宮田　識（さとる）は、デザイン会社を率いるマネジャーでもある。

上掲の言葉に続けて、「そんな時は、（そのデザイナーは）いくらでも平気な顔で働いているし、時間の使い方や他人との兼ね合いについての感覚も、もう僕の手を離れて成長していきますよね」と語っている。スタッフの力を十分に引き出すことが、会社における彼の大きな仕事なのである。

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