私の本たちとの付き合い方(その2)――大勢の本たちを借り出す、購う、立ち読みする・・・【情熱的読書人間のないしょ話(4)】
【恋する♥読書部 2014年1月28日号】
情熱的読書人間のないしょ話(4)
群馬県の宝川温泉は雪の中であった。自由律を嗜む白松先輩に触発されて、私も自由律の俳句を一句――雪見風呂 目から入った純白が汚れた胸内を漂白する <臥龍>。
閑話休題、「読みたい本リスト」に書き込んだ大勢の本たちとの出会いを果たすために、特に急がない本は、自宅から近い柏市立図書館西原分館で借りることにしています。週2回は訪れて、書棚にない本はリクエストし、常時、限度いっぱいの20冊を借り出しています。ここは本当にこぢんまりとした図書館で、交代で勤務している小嶋さん、吉田さん、阿部さん、石原さん、大江さん(いずれも女性)とは顔見知りなので、読書の情報交換などで楽しい一時を過ごすことができる、私にとって憩いの場所なのです。
図書館で借りた本の中で、読後、これはずっと手許に置いておきたいと思う本は、改めて書店で購入します。これ以外に、急いで読む必要がある本も書店で買うため、私の小遣いの大部分は本代に消えていきます。行きつけの書店は、会社から歩いていける三省堂書店神保町本店と、自宅から近い紀伊國屋書店流山おおたかの森店です。大型書店でも、何階のどこに行けば目指す本が見つかるか勘が働くので苦にはなりません。なお、絶版や出版元品切れの本は、amazonで購入するようにしています。また、著作権が切れたため、インターネットの「青空文庫」に収載されている本は、無料の「青空文庫」を利用しています。
自分が興味を持っている分野の新しい情報が載っているかを確認するための本、調べ物をするときの本、丸々全部を読む必要のない本などは、書店で超スピードで立ち読みしてしまいます。なぜか得した気分になるのは、私が小人物だからでしょうね。