榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

私の本たちとの付き合い方・・・【続・独りよがりの読書論(32)】

【地域の読書活動を推進する情報紙「読書の輪」 第42号(2017年11月号】 続・独りよがりの読書論(32)

①「読みたい本リスト」は、いつもぎゅうぎゅう。「読みたい本リスト」には、書名、著者、訳者、出版社、価格、出版年、その本の紹介者などを書き込む。自分の好きなテーマの本、読んだ本の中で推奨されている本や参考文献として挙げられている本、新聞などの書評や広告で取り上げられている本などがリストにどんどん加わっていく。

②大勢の本たちを借り出す、購入する、立ち読みする。特に急がない本は図書館で借りる。図書館に置いていない本はリクエストし、常時、限度いっぱいの冊数を借り出している。図書館で借りて読んだ本の中で、手許に置いておきたい本は、改めて書店で購入する。絶版本はamazonで購入する。webの無料の「青空文庫」も適宜利用している。丸々、全部を読む必要のない本は、書店で趙スピードで立ち読みする。

③我が家にやって来た本たちの読む順番を決める。

④じっくり読むべき本以外は、付箋を活用して高速読書する。本と顔を合わせたら、先ず著者・訳者のプロファイルに目を通す。次に帯の惹句を読み、後書き、前書きと進む。それから目次を眺め、本文に突入する。読みながら、必要な個所に、常時、携帯している付箋をどんどん貼っていく。

⑤一冊の本を骨までしゃぶり尽くす。読み終わったら、「読書ノート」に読了番号、書名、著者、訳者、出版社、価格、所有者、初版発行年月日、その本が第何版なのかとその発行年月日、読了年月日を記載する。

⑥その本の魅力を伝えたくて、書評を書く。

⓻取っておく本たちは、書斎の書棚に著者の五十音順に並べる。

⑧四面を本たちに囲まれた書斎で癒やされる。

⑨書評した本たちをブログ「榎戸誠の情熱的読書のすすめ」、amazon、facebookに掲載する。なお、ブログは12章にグループ分けされている(http://enokidoblog.net/)。