私たちに勇気を与える100人の言葉・・・情熱的読書人間のないしょ話(234)】
岐阜県・飛騨高山のホテル・高山桜庵の13階の露天風呂の湯面に月が映り、思いがけず月見風呂を楽しむことができました。岩に囲まれた私好みの小さな温泉です。玄関脇の丸く刈り込まれていないドウダンツツジが真っ赤に色づいています。
閑話休題、『ガイアの夜明け 挑む100人』(テレビ東京報道局編、日経ビジネス人文庫)に収録されている100人の言葉は、私たちを励ましてくれます。
●遊園地の仕事は、一種の「思い出作りのお手伝い」――市来豊次(岡本製作所営業企画部課長)。
●港でしか食べられていないような魚とかを、海の宝として都会に発信する――田中淳士(食一社長)。
●「カンボジアの人を助けてください」と、手を握られた。技術屋としての使命感を感じた――雨宮清(山梨日立建機社長)。
●100年前の職人も新しいことにトライしていた。クリエイティブなことをしていくのが職人の本質だと思う――西堀耕太郎(日𠮷屋5代目)。
●みんなうまくいかないことを失敗だっていうんです。僕はうまくいかないことは、発見だと思っている。自分の想いを途中でやめることが失敗だと思っている――鈴木政彦(グローバルエナジー会長兼社長)。
●手のぬくもりが残った、しっかりとしたものづくりを世界に発信していきたい――伊藤忠弘(スーベニール社長)。
●一番嫌だと言われていた現場が、一番格好いい現場に変わる――藤本弘道(アクティブリンク社長)。
●「乗って残そう貴志川線」。このキャッチフレーズに心を打たれた。鉄道を残して欲しいというおじいちゃん、おばあちゃんの悲痛な声を聞いた――小嶋光信(両備グループ代表)。
●こういうことでいいのかなと毎日悩む日々。もうちょっと人のために、本当に役に立てるような仕事は、残された時間で何かないのかなと――笹井平(田子診療所所長)。
●子供たちの中から、必ず福島の復興を担う、地元の復興を担う人材が生まれる、そういう人材を生み出していく――半谷栄寿(南相馬ソーラー・アグリパーク代表)。
●やっぱり日本って本当にすごい国だということを、世界に向けてメッセージを送れるような、そういう復興の在り方ができないだろうか――迫慶一郎(SAKO建築設計工社代表)。
●無表情な子から表情のある子に変えるお手伝いができればいいなと思います――中野渡直子(リオン海外営業担当)。
●過去の習慣に立ち向かって、しがらみをぶち壊そうとする人が少なすぎる――孫正義(ソフトバンク社長)。
●元気に老いる、それがニッポンを強くすると私も思っています――古木康太郎(グローバルユースビューロー会長)。
●田舎はすごい宝の山。こんな綺麗な葉っぱはどこにもない。だからここに価値があるんです――横石知二(いろどり社長)。