リアルの本屋、古本屋は、刺激的なワンダーランドだ・・・【情熱的読書人間のないしょ話(260)】
【amazon 『本屋へ行こう!!』 カスタマーレビュー 2015年12月26日】
情熱的読書人間のないしょ話(260)
大分以前のことですが、山梨県・西沢溪谷の細道でヤマネを目撃したことがあります。一緒に歩いていた女房にも教えたのですが、谷とは反対側の土が傾めになった所をツツツーッと走り去ってしまったため、彼女は見ることができず、今でも、この話になると悔しがります。夜行性のヤマネを昼間に1mの近さで観察できた私は、本当に幸せ者です。我が家の書斎では、ヤマネの縫いぐるみが動き回っています。
閑話休題、『本屋へ行こう!!――注目の新規店&いま本当におもしろい書店 80軒+α』(渡邉秀樹編集、洋泉社MOOK)は、リアルの本屋、古本屋好きには堪らない一冊です。
「一見同じような品揃えに見えても、実は本屋の数だけ違いがあります。棚のつくり方や、本の並べ方、コンセプト・・・etc. 店主や店員の工夫によって、本の印象が変わり、新たな『発見』があるのがリアル書店のおもしろいところ。本書のコンセプトは『本屋をもっと楽しもう』です」。
よくメディアに紹介される有名書店以外にも、楽しめる本屋が全国にたくさんあることが分かります。本屋、古本屋はやはり刺激的なワンダーランドだと再認識しました。