米政府による全世界の個人情報監視を暴露した勇気ある若者、スノーデン・・・【情熱的読書人間のないしょ話(810)】
【amazon DVD『スノーデン』 カスタマーレビュー 2017年7月11日】
情熱的読書人間のないしょ話(810)
散策中、濃赤紫色の花をまとったムクゲを見つけました。別の場所では、ムクゲが淡桃色の花を咲かせています。グリーン・カーテンのゴーヤーが緑色の実を付けています。ミニトマトの実が橙色に色づき始めています。因みに、本日の歩数は10,917でした。
閑話休題、映画『スノーデン』(DVD『スノーデン』<オリバー・ストーン監督、ジョセフ・ゴードン・レヴィット、シャイリーン・ウッドリー、メリッサ・レオ、ザカリー・クイント出演、ポニーキャニオン>)は、実話を映画化した作品だけに、随所に緊迫感が漲っています。
NSA(米国家安全保障局)で働く天才的なプログラマー、エドワード・スノーデンは、全世界のメール、SNS、通話が米国政府によって監視されていることを知ります。罪のない人々のプライヴァシーが脅かされていることに危機感を募らせたスノーデンは、この国家機密を暴露する決意を固めます。2013年6月、英ガーディアン紙のスクープが全世界を震撼させます。
翻って、我が国でも組織的な個人情報監視が行われているのではないか、気になるところです。
やりがいのある仕事、高給、恋人を失うことを覚悟の上で、この内部告発を実行したのは、政治的には無色の29歳の若者なのです。同じような立場に立たされたとき、自分はスノーデンのように勇気を奮って事に当たれるでしょうか。深く考えさせられてしまいました。
一人でも多くの人に見てもらいたい映画です。