愕然、慄然、唖然、呆然、暗然・・・【情熱的読書人間のないしょ話(1045)】
野鳥観察会に参加し、36種の野鳥を観察することができました。コジュケイ、ヒバリ、ウグイス(囀りの練習中)、アオジ、オオジュリンの鳴き声を耳にしました。ホオジロ、カワラヒワ、メジロ、ハクセキレイ、ツグミをカメラに収めました。池の中洲でオカヨシガモ(雄、雌)が休んでいます。ハシビロガモ(雄、雌)のこちら側を、冠羽が目立つキンクロハジロ(雄)が泳いでいます。コガモ(雄、雌)が群れています。ダイサギを見かけました。巣箱の一つが落ちていたので、中を覗くと、シジュウカラによって巣材を敷き詰めた産座が作られているではありませんか。オオタカの食痕と思われるコサギの散らばった羽を見つけました。因みに、本日の歩数は15,261でした。
閑話休題、『ルビンの壺が割れた』(宿野かほる著、新潮社)を読み終わって、愕然、慄然、唖然、呆然、暗然――としました。
28年前、結婚式当日に忽然と姿を消した婚約者をフェイスブック上で見つけた男が、フェイスブックのメッセンジャーを通じてその女性にメッセージを送るところから、物語が幕を開けます。
男と相手の女性との数年間に亘るメッセージのやり取りが展開されていきます。
私の読後感に違和感を覚えた向きは、ご自身の目で確認されたし。