本当に必要なモノ以外のモノを捨てると、全てが変わる・・・【情熱的読書人間のないしょ話(1816)】
花色が薄緑色のギョイコウ、薄黄色のウコンはサクラの園芸品種、薄桃色のオオヤマザクラ、白色のカスミザクラはサクラの野生種です。スズメがソメイヨシノから盗蜜(受粉をもたらさない吸蜜)しています。因みに、本日の歩数は10,662でした。
閑話休題、『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(佐々木典士著、ワニブックス)の著者は、35歳の独身男性で、ミニマリストと名乗っています。著者は、ミニマリストを「本当に自分に必要なモノがわかっている人」、「大事なもののために減らす人」と定義しています。
「持ちモノを自分に必要な最小限にする、ミニマリスト(最小限主義者)という生き方。その生き方を通して見えてきたのは、単に部屋がスッキリして気持ちがいいとか、掃除がしやすいとか表面的なメリットだけじゃなく、もっと本質について、つまりどう生きるか、誰もが求めてやまない『幸せ』を、自分の頭で考えなおしていくことだった。ぼくはモノをたくさん捨てた。そして今、毎日幸せを噛みしめながら、生きられるようになった。ぼくはモノを捨てることからスタートして、なぜか前より幸せを感じている」。
モノを捨て、著者が変わった12のことが挙げられています。
●時間ができる。
●生活が楽しめる。
●自由と解放感を感じられる。
●人と比べなくなる。
●人の目線を恐れなくなる。
●行動的になれる。
●集中力が高まる。自己に徹する。
●節約だってできる。エコにもなる。
●健康になれる。安全である。
●人との関係が変わる。
●今、ここを味わえる。
●感謝できる。
捨てる方法70が列挙されています。この中で、私が思わず頷いてしまったものを挙げておきます。
●まず「捨てられない」という思い込みを「捨てる」。
●捨てることは「技術」である。
●脳のメモリも、エネルギーも時間も、有限である。
●「今」捨てよう。捨てることがすべての始まり。
●まずは明らかな「ゴミ」から捨てる。
●1年使わなかったモノは捨てる。
●人の目線のためにあるモノは捨てる。
●「収納」「片付け」という発想を捨てる。
●まず「収納という巣」を捨てる。
●永遠に来ない「いつか」を捨てる。
●「忘れていた」モノは捨てる。
●「元を取る」という発想を捨てる。
●熱く語れないモノは捨てる。
●もう一度買いたいと思えないモノは捨てる。
●ゼロから始めるなら? 盗まれたら? 引っ越すとしたら?
●「コンコルド効果」/「サンク・コスト(埋没費用)」を知る。
●失敗はすぐに認め、勉強代と考える。
●心がときめくモノも、捨てる!
●元気でも「生前整理」をしてみる。
●ミニマリズムは「手段」であり、「序章」である。