マリリン・モンローの魅力に酔い痴れました・・・【情熱的読書人間のないしょ話(1923)】
【amazon DVD『七年目の浮気』 カスタマーレビュー 2020年7月20日】
情熱的読書人間のないしょ話(1923)
ヒオウギ、ノカンゾウ、ヤブカンゾウの花が咲いています。コノテガシワが淡灰青色の球果を付けています。
閑話休題、映画『七年目の浮気』(DVD『七年目の浮気』<ビリー・ワイルダー監督、マリリン・モンロー、トム・イーウェル出演、20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン>)を見返して、マリリン・モンローの魅力に酔い痴れました。
ニューヨークの三文小説の出版社に勤める中年男性リチャードは、妻と子を避暑に送り出し、アパートに一人残ります。上の階の住人がヴァカンスで留守の間、若いブロンド美女がその部屋を使用しているのを知り、結婚して7年目のリチャードの浮気心が疼きます。
上に階の女性を自室に招き、ムードを盛り上げるため、あれこれ迷った末、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番のレコードをかけるなど、リチャードは準備に大童。
二人で映画を見にいった帰り、地下鉄の通気口から吹き上げられた風で女性の純白のドレスのスカート部分が捲れ上がるシーンは、あまりにも有名。
想像力旺盛で今や妄想の域に達しているが、実行力が伴わない中年男性と、素朴で無邪気な愛らしい女性の対比が何とも楽しい、1955年公開の洒落たコメディ映画です。