榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

子供たちに読み聞かせをする人向けの実践的なガイドブック・・・【情熱的読書人間のないしょ話(2759)】

【読書クラブ 本好きですか? 2022年11月5日号】 情熱的読書人間のないしょ話(2759)

さまざまな色合いのダリアが咲いています。オンブバッタ、チャバネセセリをカメラに収めました。

閑話休題、『一冊の絵本が子どもを変える――こんなときには、こんな絵本を』(多賀一郎著、黎明書房)は、子供たちに読み聞かせをする人向けの実践的なガイドブックです。150冊ほどの絵本が取り上げられています。私が読み聞かせに参加していた時に、この本に出会いたかったなあ。

●本って何?
『このほんよんでくれ!』など
●考え方を変えるヒント
『あたし、うそついちゃった』など
●泣いてもいいんだよ
『どうしてなくの?』など
●家族を見つめる
『じいじのさくら山』など
●ぬくもり
『わたしのそばできいていて』など
●認知症の理解を深める
『とんでいったふうせんは』など
●ユーモアと笑いを教室に
『よりみちエレベーター』など
●友達について考える
『ともだち』など
●しあわせって何?
『しあわせ』など
●社会問題と向き合う
『どーした どーした』など
●心の中をさぐる
『ぼくのきもちはね』
●人生について
『あかり』など
●生きているということ
『あしたは月よう日』など
●時にはシュールなものも
『セミ』など
●戦争を知る
『字のないはがき』など
●大人こそ読んでほしい
『わたしがあなたを選びました』など
●民話から
『へっこきよめどん』など
●クラシックな絵本たち
『わたしとあそんで』など

季節によってお薦めの本があるという「絵本歳時記――十二カ月の絵本たち」の章も、役立ちますよ。