自分の「あのころ」、子供時代を思い出し、再発見しよう・・・【情熱的読書人間のないしょ話(2774)】
【読書クラブ 本好きですか? 2022年11月20日号】
情熱的読書人間のないしょ話(2774)
1カ月以上追い求めてきたキセキレイが目の前の調整池に現れたのに、カメラを忘れてきたことに気づき、蒼褪めた私(涙)。ハナミズキ(写真1)が紅葉しています。クチナシ(写真2)が実を付けています。ツワブキ(写真3)が咲いています。我が家の餌台「カラの斜塔」には、シジュウカラ(写真6、7)が入れ替わり立ち替わりやって来ます。
閑話休題、『駄菓子屋図鑑』(奥成達文、ながたはるみ絵、ちくま文庫)には、私たちが子供だった頃の駄菓子屋で売られていたものが、てんこ盛りです。しかも、全てイラスト付きなので、当時が生き生きと思い出され、懐かしさに胸が締め付けられます。
「駄菓子屋は単なる菓子屋ではなく、子どもには欠かせないたまり場であり、社交場であり、いまふうにいえばコミュニケーションの場でもあったのだ。だからこそ、大人になったいまでも駄菓子屋がむやみに懐かしいのである。ソースせんべいにも、梅ジャムにも、懐かしい幼な友だちの顔が重なってくるのだ。人には誰でも原風景というような、昔の忘れがたい風物や経験がたくさんあるはずである。みんな自分だけの『あのころ』をいくつも持っている」。
●チョコシガレット、●銭湯の脱衣場で売られていたフルーツ牛乳、●リリアン、●ラムネ菓子、●日光写真、●模型飛行機、●ブリキおもちゃ、●ピョンピョン蛙、●紙せっけん、●けん玉、●ぬりえ、●トンビ凧――などなど、挙げていったら切りがありません。
今一度、子供時代に戻れたらなあ。
けん玉は、今でも、時々、引っ張り出してきて、技の衰えを防ぐようにしています。