榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

加賀前田家の礎を築くのに貢献した千代保(ちよぼ)という女性がいた・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3133)】

【月に3冊以上は本を読む読書好きが集う会 2023年11月15日号】 情熱的読書人間のないしょ話(3133)

ナツメ(写真1)、ナンキンハゼ(写真2)、シシユズ(オニユズ。写真3、4)、サクラジマコミカン(写真5)、ナンテン(写真6)、マムシグサ(写真7、8)が実を付けています。因みに、本日の歩数は11,832でした。

閑話休題、短篇集『ちよぼ――加賀百万石を照らす月』(諸田玲子著、新潮文庫)に収められている『ちよぼ』のおかげで、加賀前田家の礎を築くのに貢献した千代保(ちよぼ)という女性がいたことを知ることができました。

初代・前田利家の30歳年下の側室となった千代保は、江戸に人質として出されるなどしたが、彼女が産んだ利常が3代藩主になり、その子孫が代々藩主を継いだのです。