寝るときに、やりきった一日だったと思えることが何よりも幸せなこと・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3250)】
クリスマスローズ(写真1~9)、ツルニチニチソウ(写真10)が咲いています。我が家の庭の餌台「空中楽園」には、毎日、メジロ(写真11~13)、シジュウカラ(写真11)がやって来ます。
閑話休題、『大谷翔平は、こう考える――不可能を現実に変える90の言葉』(桑原晃弥著、PHP文庫)を読み終えて、大谷翔平という稀有な人物と同時代に生きている幸せを再認識しました。
●誰もやったことがないと言われてますけど、誰もやってないからこそ、やってるんですから。
●先入観は可能を不可能にする。
●160キロを目指していたら、158キロぐらいで終わっちゃう可能性があるので、目標数値は高めにしました。
●僕の才能が何かと考えた時、それは伸び幅なのかなと思いました。だから投げることも打つことも、変えることは怖くないし、どんどん新しいこと、こうかなと思ったことをやってみることができる。
●休んでいる間でも「こういうふうにやってみようかな」と閃いたりすることがあります。僕はそのままウエイトルーム、室内練習場へ行って、その閃きを試すことが多いですね。
●やってみる。で、実感する。自信はそのあとについてくるものなのかなと思います。
●思い通りに投げられなかったボールで抑えたことをオッケーにしちゃったら、成長するチャンスを失うことになるし、もったいないじゃないですか。
●やらされていたメニューではなくて、取り組むトレーニングがどういう成果に結びつくのかをちゃんと理解してやるのと、やっていないのでは、成果は大きく違ってくる。
●改めて、積み上げてきたものを継続することの大事さとか、何を捨てて何に新しく取り組んでいくのかを選択することの難しさを感じました。やっぱり変えちゃいけない部分はあるし、自分のスタイルの軸になるものはある。
●まったく違う環境に行くということは、どの分野でも不安なことが多いと思う。でも、さらに良くなる可能性がそこにあったら、僕はチャレンジしてみたい。
●その瞬間が、今日来るかもしれないし、明日来るかもしれない。もしかしたら、ある日、突然に何かをつかむ瞬間が現れるかもしれない。だから毎日練習したくなる。
●自分の計算の中ではもうピークは始まっていると思っているので、これがいつまで続くのかな、いずれは終わってしまうんだよなという気持ちもあります。
●ちゃんとした人間に、ちゃんとした成果が出てほしい。どの分野においても僕はそう思っています。
●すべてにおいていいことをして、いい準備をして、あとは任せましょうという映画(『フェイシング・ザ・ジャイアント』)のストーリーが、あの時の自分にすごく合っていた。
●寝ることは得意。
●寝るときに、「今日の練習は良かったな、やりきった一日だったな」と思って目を瞑(つぶ)れるかどうか。そこが心の平穏を保てている一番の要因だと思いますし、今の僕にとってはそれが何よりも幸せなことなんです。
●明確な目標を持つのも大事ですし、思うようにいかなかった時にどうするのか、どういう目標を立てるのかっていうのもすごく大事じゃないかなって思います。
大谷翔平というのは、「・・・かな」と言葉遣い以外は完璧な人間ですね!