榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

勇気の筋肉を鍛えていこう・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3290)】

【読書クラブ 本好きですか? 2024年4月14日号】 情熱的読書人間のないしょ話(3290)

カワウ(写真1)、ハシビロガモの雄(写真2~4)、雌(写真5)、コガモの雄(写真6、7)、雌(写真8)、オオバン(写真9)、ムクドリ(写真10)をカメラに収めました。ウコン(写真12~14)が見頃を迎えています。我が家のキッチンの曇りガラスに止まったガをニホンヤモリがパクリ!(写真15、16)。

閑話休題、『完璧じゃなくていい、勇気ある女になろう』(レシュマ・サウジャニ著、岩田佳代子訳、海と月社)は、失敗したらどうしようと考えている女性、相手の気持ちばかり優先して、自分の思いや言いたいことを我慢している女性に対し、勇気の筋肉を鍛えていこうと呼びかけています。

勇気があるとは、どういうことか? 

「『自分らしい勇気』は、世間で言われる成功ではなく、自分が望むことや自分が幸せになれることを基準にする。・・・(その目標に向かって)自分らしい勇気を定義し、その勇気を育み、ひとつずつ実践していこう」。

勇気ある女性になる方法とは?

①エネルギーは満タンに。

②魔法の言葉「まだ」を使う。

③「感情か分別か」を見極めよ。

④自分の崖っぷちを見つけよ。

⑤「もっと怖いことは何?」と自分に聞く。

⑥人にアドバイスするつもりで考える。

⑦毎日、小さな挑戦をする。

大失敗したときの乗り切り方は?

①ひとり残念会を開く。

②失敗をたたえる。

③振り払う。

④見直し、再検討し、立て直す。

⑤もう一度挑戦する。

人の顔色をうかがう自分に、さよならのキスを、と勇気ある行動を促しています。

本書は女性読者に向けて書かれているが、男性にとっても大いに役立つ内容です。