榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

大観覧車が小さな国家になるって、どういうこと?・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3493)】

【読書の森 2024年11月1日号】 情熱的読書人間のないしょ話(3493)

オオカマキリ(写真1~3)、ヤマトシジミの雄(写真4、5)をカメラに収めました。セイタカアワダチソウ(写真6)が咲いています。キウイフルーツ(写真7)、ツバキ(写真8)が実を付けています。マテバシイ(写真9、10)の実が落下しています。我が家ではハナミズキ(写真11)が紅葉しています。固くて歯応えのあるジロウガキ(次郎柿。写真12)を口にすると秋の深まりを感じます。

閑話休題、掌篇集『gift』(古川日出男著、集英社)に収められている『台場国、建つ』には、激しい衝撃を受けました。

たった6ページの掌篇なのに、これだけのストーリーを展開できるとは! 脱帽です。

複合的な原因で東京湾の水位が一気に上昇し、お台場全域が海面下に没してしまいます。

そんな状況の中、電源が切られなかった大観覧車は停止せず、回り続けます。

大観覧車のゴンドラに偶々乗り合わせていた83名に何が起こったのかは、読んでのお楽しみ!