榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

この1冊で25冊のビジネス書のエッセンスが分かる優れ物・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3523)】

【読書の森 2024年11月30日号】 情熱的読書人間のないしょ話(3523)

紅葉・黄葉観察会に参加しました。イロハモミジ(写真1~5。5は実生)が紅葉しています。コハウチワカエデ(写真6、7)が紅葉するのは少し先のようです。アキニレ(写真8)、ミズキ(写真9)、オオシマザクラ(写真10)が紅葉しています。黄葉したメタセコイア(写真11、12)が雄花を付けています。黄葉したラクウショウ(写真13~17)の実が鈴生りです。クヌギ(写真18)が黄葉しています。クヌギの葉の虫癭(ちゅうえい、虫瘤)・クヌギハケツボタマフシには、寄生昆虫クヌギハケツボタマバチの幼虫が入っています(写真19)。カキ(写真20、21)、ゼンマイ(写真22)が黄葉しています。因みに、本日の歩数は14,250でした。

閑話休題、『読書に学んだライフハック――「仕事」「生活」「心」人生の質を高める25の習慣』(印南敦史著、サンガ)は、この1冊で25冊のビジネス書のエッセンスが分かる優れ物です。

●『仕事の速い人が絶対やらない時間の使い方』(理央周著)
仕事の速い人は、①苦手なこと・すぐやるべきこと→②得意なこと・すぐやるべきこと→③苦手なこと・後でいいこと→④得意なこと・後でいいこと――と、得意なことを「後回し」にする。

●『社長の一流、二流、三流』(上野光夫著)
一流は、「社員・スタッフはパートナー」と考え、対応している。
一流は、社員の感情を刺激し、高揚させる。

●『できる人の共通点』(陰山孔貴著)
①「学ぶことがあたりまえ」だと考えている
②人生に起きるすべての経験に「意味づけ」をしている
③独自の「ルール」を決め、習慣化している
④「運」を大切にしている
⑤「試行錯誤」の末に新たな価値を生みだす
⑥明確な「判断基準」を持ち、不必要なことはやらない
⑦すべては「直感」から始まっている

●『書評の仕事』(印南敦史著)
①目次をチェックし、全体の流れを把握する
②取り急ぎ必要なページを集中的に読み込む
③最後のまとめの部分を確認する