榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

私の本たちとの付き合い方(その3)――我が家にやって来た本たちの読む順番を決める・・・【情熱的読書人間のないしょ話(5)】

【恋する♥読書部 2014年2月10日号】 情熱的読書人間のないしょ話(5)

「読みたい本リスト」の本たちが我が家にやって来たら、それこそ大騒ぎです。全ての本たちが口々に、「自分を先に読んでほしい」と勝手な要求を突きつけてくるからです。

彼らの要求には耳を塞いで、読む順番を決めていきます。難解な哲学の本の次は恋愛小説、その次は宇宙物理の本、その次は絵画や音楽の本、その次は医学・薬学関係の本、その次は興味ある人物や歴史に関する本、その次は生物や進化の本、その次は企業物というように、似通った分野の本が重ならないように心がけています。

順番が決まったら、休みの日は、朝早くから夜遅くまで、だいたい1時間ぐらいずつ順番どおりに読んでいきます。いわゆる「並行読書」です。そうは言っても、特定の本に夢中になって、気がついたら最後のページまで読んでしまっていたということも、しばしばです。

ウィークデイは朝・晩の通勤時間が貴重な読書タイムとなります。鞄の中には、必ず2冊は入れておきます。通勤途中で1冊を読み終わってしまった場合、次に読む本が手許にないと絶望的な気持ちに襲われるからです。大概の物はなくても我慢できますが、万一、本がない場所、本を読めない環境に置かれたら、私は狂い死にしてしまうことでしょう。