榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

心の天気が悪い時は、「只今、充電中」の札を自分に掛けよう・・・【情熱的読書人間のないしょ話(165)】

【amazon 『「私に生まれてきてよかった」と心から思える本』 カスタマーレビュー 2015年9月12日】 情熱的読書人間のないしょ話(165)

散策中に、土手で珍しい黄色の花を咲かせているショウキズイセン(ショウキラン)の群落に出会いました。赤い花のヒガンバナも咲いています。違う所では、白い花のシロバナマンジュシャゲを見つけました。シロバナマンジュシャゲはヒガンバナとショウキズイセンの自然交雑種と言われています。思わず、大好きな山口百恵の「曼珠沙華」を思い出してしまいました。「マンジュ・シャカ 恋する女は マンジュ・シャカ 罪作り 白い花さえ 深紅(まっか)に染める」。因みに、本日の歩数は12,358でした。

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閑話休題、私は、いわゆるスピリチュアル本は苦手ですので、『私に生まれてきてよかった」と心から思える本――あなたはあなたのままでいい! 本来の自分に還る言葉』(鈴木真奈美著、KADOKAWA)は、恐る恐る読み始めたのです。

文字数・行数が少なく、半分のページを占めているカラー写真が幻想的で美しいので、あっと言う間に読み終えてしまいましたが、いくつもの言葉が胸に沁み込んできました。

現在、問題を抱えて行き詰まってしまっている女性には、いや男性にも、脱出の手がかりを与えてくれることでしょう。「悩みと真剣に向き合うほど、ますますはまってしまうこともあります。根本的な原因を探り、向き合うことも必要ですが・・・。ときには思いきって、悩みと少し、距離を置いてみましょう。問題からいったん離れ、環境を変えて」みようというのです。具体的なアドヴァイスとして、●高層のカフェやレストランから、雑踏を眺める、●自然の中に身を置く、●旅行先や映画館や美術館など、あなたがワクワクする場所、心が喜ぶ場所、いつもと違う場所に足を運んでみる――ことが挙げられています。因みに、私は、このうちの「自然の中に身を置く」と「ワクワクする場所に足を運ぶ」を昔から実行することによって、行き詰まらないよう心がけています。

下記の抜き書きでも、著者の飾らない語り口に触れることができるでしょう。

「『人からどう思われるか気になってしまう』というあなたへ。じつは『だれも気にしていない』それが正解です。だれもが自分の人生を生きるのに、精一杯。他人の人生を、24時間365日、見届けるほど、余裕のある人はいないのです」。

「『私には○○がない』『○○が足りない』。そう思うと、人生そのものに価値がないように思えてしまいます。99%の幸せを見落として、たった1%の足りないことを、探し続けていませんか?」。

「大切なのは、毎朝、あなた自身に誓うことです。『今日は、どうやって自分を幸せにしてあげよう?』と」。

「将来のことが心配ですか? 未来に不安があるときこそ、いまをしっかりと生きること。未来の心配のために、やりたいことを我慢し、いまを犠牲にしないこと。満たされた『いま』という延長線上に、未来は、自然と広がっていきます」。

「不満な人は、ずっと不満。不安な人は、ずっと不安。さみしい人は、いつもさみしい。ぐちっぽい人は、いつもぐちばかり。すべては、あなたの心が決める。だったら、言葉にしてみよう。いま、幸せでいよう。明日も幸せでいよう。未来も、ずっと幸せでいよう。あなたはいつからだって、幸せになれる」。

「心の天気が悪いときは、じっとしていましょう。やがて晴れ間がやってきます。急がなくていい。がんばらなくていい。しばらくは、自分のためにゆっくり休んでください。『ただいま、充電中』という札を自分にかけて。それは怠けているのではなく、未来への準備なのです」。

「「あれもこれも」と取り込むと、忙しくなるだけで、本来の目的を見失ってしまうことがあります。やるべきことと同じくらい、『やらなくてもいいこと』を見極めましょう。これって、意外と大事!」。

「『思い通りにならない=ついてない』ではなく、『思い通りにならない=もっとステキなことが起きる』ということ。どんなにつらい夜でも、『明日はきっといいことがある』と思ってみて」。

「『みんな持っている』『みんながそういっている』。『みんな』って、いったいだれ? 人の言う『みんな』ほど、当てにならないことはない。『普通に考えると・・・』『こうするのが普通でしょ』。『普通』の基準って、なに? それは、だれにとっての『普通』なの? あなたの普通と、みんなの普通とは違います。不特定多数に、ふり回されないこと。あなたの人生、あなたの基準で生きればいい」。

「たとえ、だれが無理と言っても、あなたが本当に望むことなら、あきらめないで。安全で無難な人生が幸せとは限りません。たった一度の人生。やりたいこともやらないで、人の顔色をうかがって、自分を抑えて生きるほど、哀しいことはない」。

まさにそのとおり、人生はたった一度きりです!