世界各地の星空の息を呑む美しさ・・・【情熱的読書人間のないしょ話(114)】
【amazon 『星降る絶景』 カスタマーレビュー 2015年7月8日】
情熱的読書人間のないしょ話(114)
庭でウキツリボクが揺れています。赤い紙風船のような萼の下に黄色い花がランプのようにぶら下がり、何ともかわいらしいのです。散策中に華やかなピンクの花を咲かせているユリを見かけました。散策の途中から小雨が降り出しましたが、雨天だと植物の香りが増すことに気づきました。因みに、本日の歩数は12,072でした。
閑話休題、写真集『星降る絶景――一度は見てみたい、至極の星景色』(沼澤茂美著、誠文堂新光社)の、これまで見たことのない星空の写真に圧倒されてしまいました。
「空で降り広げられる現象はとても魅力的です。日食や月食といったレ劇的な現象だけでなく、山野で見る満天の星空や、都心の公園から見上げる星の少ない夜空でさえも、一時の間、私達をときめかせてくれます。それは非日常的な世界がもたらす恩恵なのでしょうか。それともすべてを生み出しすべてを包括する宇宙へのあこがれのようなものなのでしょうか。・・・30年以上にわたって世界各地の絶景と呼ばれる星空や、様々な天文現象を撮影してきましたが、いま確信を持って言えることは、星空の絶景は意外と身近な場所にいつでも存在しているということです。どうぞあなたの身の回りにある『星降る絶景』を見つけてください」。
中でも、「モアイの頭上に輝く南十字星」、「モノ湖の北天の軌跡」、「モニュメントバレーの星の軌跡」、「棚田と星の軌跡」、「山里の秋」、「ラブジョイ彗星の全容」、「シルクロードの黒い太陽」は、息を呑む美しさです。