摩訶不思議な昆虫が勢揃い・・・【情熱的読書人間のないしょ話(1101)】
【amazon 『けったいな生きもの おもろい虫』 カスタマーレビュー 2018年4月27日】
情熱的読書人間のないしょ話(1101)
キアゲハがいるわよ、という女房の声に慌てて庭に出たところ、春型のキアゲハがウスベニカノコソウの蜜を吸っているではありませんか。あちこちで、ツバメが巣作り、子育てに励んでいます。シロツメクサ(クローバー)が白い花を、アカツメクサ(ムラサキツメクサ)が薄紫色の花を咲かせています。鯉幟が風にはためいています。因みに、本日の歩数は10,643でした。
閑話休題、写真集『けったいな生きもの おもろい虫』(マイケル・ウォレック著、北村雄一訳、化学同人)には、摩訶不思議な昆虫58種が収載されています。
アカスジカメムシ、ルリハムシのなかま、ニジイロダイコクコガネのなかま、オオカメムシのなかまの幼虫、バイオリンムシ、フタモンホシカメムシのなかま、アリバチのなかま、クシヒゲムシのなかま、ビワハゴロモのなかま、キエリアブラゼミ、リンネセイボウ、サンヨウベニボタルのなかまの幼虫――など、奇妙な昆虫たちが勢揃いしています。
キリンオトシブミ。「キリンのようにながーい首。すごーいでしょ」。
シリアゲムシのなかま。「おれのしっぽ、サソリみたいだろ」。尾部だけでなく、烏天狗みたいな頭部もかなりユニークです。
昆虫の形態の多様性を再認識させられる一冊です。