散策中に見かけた木の実の名前が分かる写真集・・・【情熱的読書人間のないしょ話(651)】
【amazon 『木の実の呼び名事典』 カスタマーレビュー 2017年1月23日】
情熱的読書人間のないしょ話(651)
先日、キセキレイを見かけた場所でかなりの時間、粘ったのですが、キセキレイは遂に現れませんでした(涙)。飛ぶカワウ、着水したカワウ、休憩するダイサギ、群れるカルガモをカメラに収めました。夕刻から里山水系散歩会のこぢんまりした新年会に参加しました。千葉・印旛沼近くの「旬菜中房・和華(のどか)」は、少々不便な場所にありますが、山小屋風の店で独創的な中華料理を味わいながら、野鳥観察の話で盛り上がりました。因みに、本日の歩数は11,968でした。
閑話休題、『木の実の呼び名事典――散歩で見かける』(亀田隆吉写真・文、世界文化社)は、散策中に見かけた木の実の名前を知るのに便利な写真集です。
写真が鮮明なので目指す植物を見つけ易く、説明が分かり易いので理解が深まります。
一例を挙げると、ノブドウは、カラフルな果実の写真に添えて、このように説明されています。「名前の由来=ブドウのような実と葉を持った植物が、野に生えていることによる」。「ノブドウの果実ほど、いろいろな色に色づく果実は他にないのではないでしょうか。果実は秋に熟すと、淡黄緑色、クリーム色、白、赤、紫、青紫、水色、碧色と実に様々な色になります。きれいな色は次第に紅葉してくる葉とともに秋の風情を感じさせてくれます。実は食べられません」。