生ウニ大好き人間の私は、本書によって、ウニについて何も知らなかったことを思い知らされました・・・【情熱的読書人間のないしょ話(1704)】
【amazon 『ウニ ハンドブック』 カスタマーレビュー 2019年12月15日】
情熱的読書人間のないしょ話(1704)
あちこちで、ウンシュウミカンが実っています。コダカラソウ、ミツバツツジ、ドウダンツツジ、ニシキギ、イロハモミジ、ヤマモミジ、シダレモミジをカメラに収めました。我が家の庭のマンリョウの赤い実が陽に輝いています。因みに、本日の歩数は10,818でした。
閑話休題、私は生ウニ大好き人間だが、ウニについて何も知らなかったことを、『ウニ ハンドブック』(田中颯・大作晃一・幸塚久典著、文一総合出版)によって思い知らされました。
「日本では、ウニは海棲動物の中でもメジャーな動物である。ウニは日本が世界一の消費国であり、ウニの生殖巣は寿司ネタの定番の一つとして君臨し続けている」。
「ウニは生物学的には、『棘皮動物門ウニ綱』に属する海棲動物である。・・・ウニは中空の殻と、可動性の棘をもつことにより特徴付けられる」。
「棘は殻表面を覆う棘疣(とげいぼ)に筋肉や結合組織を介して接続している。ウニはこの筋肉の収縮により棘を傾けることで、大型の外敵から身を守ったり、移動したりする。大きな棘を主棘(大棘)、小さな棘を副棘(小棘)という」。
本書には、日本近海の海岸や漁港付近で拾える可能性のあるウニ103種の殻と棘付き写真(生態写真)が掲載されています。
ウニの世界は、奥が深いですね。