世界の素敵な書店で一時を過ごした気分が味わえる大型写真集・・・【情熱的読書人間のないしょ話(1825)】
キタキチョウ、モンシロチョウ、キタテハ、ヒメアカタテハをカメラに収めました。スミレが咲いています。ナンテンが紅葉しています。我が家では、先に咲き始めたのとは異なる色合いのオダマキが咲き始めました。クルメツツジ(キリシマツツジ)が満開となっています。
閑話休題、大型写真集『世界の夢の本屋さん』(清水玲奈・大原ケイ著、エクスナレッジ)では、世界の素敵な本屋が紹介されています。
「本屋さんが好きですか? 本屋さんを愛してやまない人たちが世界中にいます。・・・本屋さんは、さまざまな知恵や知識とめぐり会う場です。熱心な読書家には、本は友人も同然。そんな大切な出会いなら、場所にももっとこだわりを持ちたい」。
●ドーント・ブックス・マリルボーン(ロンドン)。「旅するように本を選ぶことのできる『ロンドンで最も美しい書店』。書棚のあいだをさまよいつつ、いにしえの大英帝国の面影を感じる」。
●ロンドン・レビュー・ブックショップ(ロンドン)。「ロンドンの文学者たちに愛されたブルームズベリーにふさわしい、文芸誌が経営する書店。雨降りの日、紅茶を飲みながらの読書は至福のひとときだ)。
●ラ・ベル・オルタンス(パリ)。「パリらしいレトロな空間。温かみのある電球で照らされた書棚が店の主役だ。カウンターでワインを飲みながらも、話題は自然と本のことになる」。
●ジュソーム書店(パリ)。「パリで最も美しいパッサージュにある老舗の古書店。パリ右岸側の文化を支えつつ、19世紀から21世紀にわたって時代の変化を見守ってきた」。
●パラッツォ・ロベルティ書店(イタリアのバッサーノ・デル・グラッパ)。「ヴェネト州の小さな町。17世紀の歴史建築が美しい書店は。レジに行列ができるほどにぎわう」。
●トロピスム書店(ブリュッセル)。「ここは世界一美しい書店とも言われる。個性豊かな熟練書店員たちの手腕が、EUの首都の読書人たちから信頼を得ている」。
●リッツォーリ・ブックストア(ニューヨーク)。「メリル・ストリープとロバート・デ・ニーロが、映画のなかで本を買った書店。大人のラブストーリーのはじまりにもふさわしい品が漂う」。
実際に訪れることができなくても、その書店で一時を過ごした気分が味わえる、本屋好きには堪らない一冊です。