考え続ける力を身につけるための、7つの思考習慣・・・【情熱的読書人間のないしょ話(2333)】
ノシメトンボの雌(写真1~4)、ツマグロヒョウモンの雄(写真5、6)、ダイミョウセセリ(写真7)をカメラに収めました。
閑話休題、『東大教授の考え続ける力がつく思考習慣』(西成活裕著、あさ出版)は、「考え続けている限り、思考は広く、深くなり、最良の答えに近づくことができます。さらに考え続ければ、その答えをどんどん発展させていくこともできる」という考えが基盤になっています。
この考え続ける力を身につける方法――7つの思考習慣――が具体的に示されています。
第1は、「やりたいこと」を見つける思考習慣です。
●「好きなこと」と「人の役に立つこと」を掛け算する。
●「強いこだわり」を原動力にする。
第2は、「やるべきこと」を考え続ける思考習慣です。
●最低3度は熟考する。
●問題にぶつかったときは、まず大きく3つの要素に分解して、原因がどこにあるのか探っていく。
第3は、「情報」に惑わされない思考習慣です。
●「数字」や「データ」のカラクリを見抜く。
●「質の高い情報」を集めて本質をとらえる。
第4は、「ベストな判断」をする思考習慣です。
●「些細な変化」を見逃さない。
●全体を見渡して「先読み」する。
第5は、「問題解決」のために発想する思考習慣です。
●考えに行き詰まったら、「類推(アナロジー)」と「ひらめき」で思考を「ジャンプ」する。
●「大型書店巡り」で思考の偏りをなくす。
第6は、「人間関係」で悩まない思考習慣です。
●人間関係を「中立型(完全な相互理解でもなく誤解も解消していないが離れることもない関係)」で維持してみる。
●一番大切なのは「自分」。他人には諦めも必要。
第7は、「結果を出す」ための思考習慣です。
●「大胆に行動する」ことが成功への第一歩。
●仲間を見つけて苦手なことは「人に任せる」。