伊集院静と旅を共にしながら、彼の感性と、彼の好きな言葉をじっくりと味わえるエッセイ集・・・【情熱的読書人間のないしょ話(2596)】
【読書クラブ 本好きですか? 2022年5月17日号】
情熱的読書人間のないしょ話(2596)
ギョリュウバイ(写真1、2)、ウスベニアオイ(写真3)、イトラン(ユッカ。写真4)が咲いています。我が家の庭では、ガクアジサイ(写真6)、アジサイ(写真7、8)が咲いています。
閑話休題、『読んで、旅する。――旅だから出逢えた言葉(Ⅲ)』(伊集院静著、小学館)で、とりわけ印象に残ったのは、3つの言葉です。
●質の良い絵画の鑑賞は、上質の小説を読むことと似ている。
●あの夕陽は美しい共存の証しかもしれません。
●荒削りの中にしかない可能性と、生きる終焉で見つめるものが、一人の人間の中に共存していることが何とも不思議である。
伊集院静と旅を共にしながら、彼の感性と、彼の好きな言葉をじっくりと味わえるエッセイ集です。