民主化に必要なのは内側の反政府運動だ・・・【情熱的読書人間のないしょ話(2723)】
【読書クラブ 本好きですか? 2022年9月30日号】
情熱的読書人間のないしょ話(2723)
千葉・野田の「こうのとりの里」から放鳥されたコウノトリに出会えるかと訪れたが、見つからないため、飼育施設内のコウノトリ(写真1)を撮影。行き合ったバード・ウォッチャーによれば、少し前に、コウノトリ5羽が近くの上空を旋回していたとのこと(写真2=Y氏撮影)。アオサギ(写真3)をカメラに収めました。イチョウ(写真4~6)の実が落ちています。小さな堂の軒下にアリジゴクの巣(写真9)が残されています。あちこちから、キンモクセイ(写真11~14)の芳香が漂ってきます。
閑話休題、『「正しい戦争」は本当にあるのか』(藤原帰一著、講談社+α新書)のおかげで、戦争と平和について、多くのことを学ぶことができました。
●核を持ってたら平和が実現するなんて大間違い
●アメリカの核の傘は確かにあてにならない
●核兵器が安上がりなんてウソだ
●民主化に必要なのは内側の反政府運動だ
●勝ち組につきたがるのがグローバリズム
●冷戦は戦争を否定しないで終わった
●憲法九条は時代遅れなのか 「ぼくは改憲に反対です」。
●アジアの冷戦は中国から始まった
戦争をなくすことは可能なのか、平和を保つにはどうすればいいのか、独裁政権を倒さなければ平和はやって来ないのか――を、考えさせられる一冊です。