地球、太陽だけでなく、宇宙にも終わりがある・・・【情熱的読書人間のないしょ話(2910)】
不鮮明ながらヒメアマツバメ(写真1~3)と、羽毛を利用した巣(写真4)をカメラに収めました。トキワマンサクとベニバナトキワマンサク(写真5~7)、ヴィバーナム・ティヌス(トキワガマズミ。写真8)が咲いています。我が家の庭では、クルメツツジ(キリシマツツジ。写真9)、オダマキ(写真10)、チューリップ(写真11)、フリージア(写真12)、ラナンキュラス(写真13)、ウスベニカノコソウ(写真14)、フクロナデシコ(写真15)、シバザクラ(写真16)が咲いています。我が家の庭師(女房)から、よその植物には敏感なのに、うちの植物には無関心なのね、と言われて、たじたじの私。
閑話休題、『文系のための 東大の先生が教える 宇宙の終わり――やさしくわかる!』(横山順一監修、ニュートンプレス)では、驚くべきことが語られています。
●太陽の最期
「地球を明るく照らしてくれている太陽の最期については、ほぼ統一的な見解が出されています。太陽は将来、どんどん大きくなっていき、惑星たちを飲み込み、そしてその後、燃えつきて、死をむかえると考えられています」。
●宇宙の終わり
「宇宙の終わりについてはまだわかっていないことが多く、いくつかの『シナリオ』が考えられています。現在、最も有力であると考えられているシナリオは、『宇宙は、ほとんど空っぽになってしまい、何の変化もおきない、さびしい世界になってしまう』というものです」。
●宇宙の最期、3つのシナリオ
①ビッグ・フリーズ=宇宙空間が膨張を続け、最後に空っぽになって終わりをむかえる。
②ビッグ・クランチ=宇宙空間全体が一点に収縮し、つぶれて終焉をむかえる。
③ビッグ・リップ=空間の膨張速度は無限大に達し、宇宙は引き裂かれて終焉をむかえる。
●第4のシナリオ、宇宙の突然死
「これまでお話しした宇宙終焉のシナリオは、人間でいえば『老衰』によって死にいたるケースです。しかし、何か不測の事態によって、いきなり死にいたってしまう場合もありますよね。宇宙も同じで、ある現象によって宇宙が『突然死』する可能性が指摘されているのです。宇宙の突然死を引きおこすのは、あらゆる物体が消滅する真空崩壊とよばれる現象です。真空とは、気体分子などの物質はもちろん、光子なども含めたありとあらゆる粒子が完全に取り除かれた空間のことを指します」。
何とも恐ろしい一冊です。