榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

生涯働き続けようという呼びかけに、あなたは賛成、それとも反対?・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3508)】

【読書の森 2024年11月16日号】 情熱的読書人間のないしょ話(3508)

トモエガモの雄とオカヨシガモの雌(写真1)、トモエガモの雄(写真2~4)、ホシハジロの雄と雌(写真5、6)、雌(写真7)、ヨシガモの雄(写真8、9)、雌(写真10、11)、ハシビロガモの雄(写真12、13)、オナガガモの雄とマガモの雌(写真14)、オナガガモの雄とマガモの雄(写真15)、オナガガモの雄(写真16)、枯れたハス(写真17)をカメラに収めました。。

仕事が好きで何が悪い!――生涯現役で最高に楽しく働く方法』(松本徹三著、朝日新書)で、著者の、ソフトバンクの副社長などを務めた84歳の松本徹三は、高齢者に「生涯働き続ける」ことを勧めています。

高齢者に対する著者の主張で、思わず頷いてしまったことがたくさんあります。

●人事評価や出世は本質ではない。
●とにかく全ての決定と行動のスピードを、今まで慣れ親しんできたペースから一桁上げよう。
●何か趣味を持って、それに熱中しよう。
●「やれることは全てやった」と死ぬ前に思えれば十分。
●「心が躍る」瞬間を作っていく。
●「何となく過ぎていく毎日」に流されていないか?
●別世界にいる人との出会いを大切に。
●老後の生活の質で人生は逆転できる。
●デジタル・AIはシニアの救世主。
●高齢者は、最低限の性能のパソコンを持てば十分。画面が大きくて、ゆったりとした感じで操作ができるデスクトップを薦める。

一方、正直言って、下記の3つには賛成しかねます。

●「悠々自適」からは希望は生まれない。
●生涯働き続けろ。
●全ての子供に0歳から選挙権を与える。