榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

私の身近な74歳の女性の軽度の耳鳴り・難聴が突如、改善した理由・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3555)】

【読書の森 2024年12月29日号】 情熱的読書人間のないしょ話(3555)

メジロ(写真1、2)、スズメ(写真3、4)、ムクドリ(写真5)、カイツブリ(写真6)、オナガガモの雄とオオバン(写真7)、オナガガモの雄(写真8)、オオバン(写真9)、コサギ(写真10)、アオサギ(写真11)をカメラに収めました。クロガネモチ(写真12)が実を付けています。

閑話休題、私の身近な74歳の女性の軽度の耳鳴り・難聴が突如、改善したので、理由を尋ねたところ、『70歳からのたった1分「耳鳴り・難聴体操」――耳鼻咽喉科の名医が教える』(坂田英明著、PHP研究所)に教えられた体操の成果だというではありませんか。

この嬉しい改善をもたらしたと思われる体操は、下記の4つです。

●耳裏ほぐし――両手の人さし指、中指、薬指を使って耳裏(胸鎖乳突筋のつけ根)を1分間ほぐす。
「胸鎖乳突筋のつけ根は、耳への血流にとって重要な場所です。ここをほぐし血流を促すことで難聴・耳鳴りの困難さがやわらぎます」。

●耳つぼマッサージ――①まず、両手で耳全体を包み込むように30秒マッサージする。②人さし指の腹を使って耳珠を3秒押す。これを3回くりかえす。③親指と人さし指で耳たぶを3秒つまむ。これを3回くりかえす。④耳の上部にある神門を親指と人さし指でつまみ、親指の腹で3秒押す。これを3回くりかえす。
「耳には、難聴によいとされる『耳珠(じじゅ)』や自律神経を整える『神門(しんもん)』、耳鳴りによい『翳風(えいふう)』など、耳にまつわる不調に関わるつぼが多くあるので、全体を刺激するとよいでしょう」。

●側頭筋マッサージ――①正面を向いて、両手の指を側頭部に当てる。人さし指と中指の腹でこめかみを押し、10回、円を描くようにマッサージする。②両手の指を耳の真上に移動させ、人さし指と中指の腹で円を描くようにマッサージする。③両手の指を耳の後ろに移動させ、うなじのほうに3センチずつずらすように人さし指と中指の腹で円を描くようにマッサージする。
「耳鳴りや難聴のある人の多くは咀嚼筋と呼ばれる側頭筋や咬筋(こうきん)のまわりの筋肉が緊張していることが多いので、ほぐすことが大切です。まずはこめかみの側頭筋をほぐしましょう」。

●咬筋マッサージ――①人さし指と中指、薬指を左右の咬筋に置く。②軽い力で500円玉くらいの大きさの円を描くように、10回動かす。これで1セット。
「耳鳴りや難聴のある人の多くは咀嚼筋と呼ばれる側頭筋や咬筋のまわりの筋肉が緊張していることが多いので、ほぐすことが大切です。口のまわりの咬筋をやわらかくしましょう」。

彼女は。いい本に出会えた幸運に頻りに感謝しています。