ぬるぬるした触感が薄気味悪くいつまでも消えない、異常な作品・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3945)】
【読書の森 2026年1月4日号】
情熱的読書人間のないしょ話(3945)
かなり遠くから、カイツブリ(写真1)、キンクロハジロの雄(写真2~5)、ハシビロガモの雄と雌(写真6)、マガモの雄(写真7)、オナガガモの雄(写真8)をカメラに収めました。千葉・流山の前ヶ崎城跡(写真10~16)は静寂に包まれています。

















閑話休題、『深沢七郎集(第2巻)』(深沢七郎著、筑摩書房)に収められている『絢爛の椅子』を読んで、深沢七郎という人物は人を殺した経験があるのではないかという印象を持ちました。
父親はみみっちいこそ泥だが、息子の敬夫は、何の罪もない女性を二人も殺してしまいます。それも、警察やマスコミに対して、絶対にバレない完全犯罪だと自慢したいという理由だけで。
「女の喉がきゅーっと鳴って口から泡が流れだして敬夫の手がしびれてきた」。「N子の喉がきゅーっと鳴って口から泡が吹き出した」。こういう生々しい表現ができるのは、経験者だけでしょう。
ぬるぬるした触感が薄気味悪くいつまでも消えない、異常な作品です。
