榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

大久保利通は、どう考え、どう行動したか・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3994)】

【読書の森 2026年2月19日号】 情熱的読書人間のないしょ話(3994)

シルエットだが、アオジの雌(写真1)、ヒヨドリ(写真2)、婚姻色を呈しているカワウ(写真3)をカメラに収めました。カンヒザクラ(別名:ヒカンザクラ。写真6~10)が咲き始めました。因みに、本日の歩数は10,692でした。

閑話休題、大久保利通は日本の歴史で最重要な人物の一人と、私は考えています。『偉人 大久保利通――「正解なき時代」のリアリスト』(真山知幸著、草思社)の著者・真山知幸も同じ考えと知り、嬉しくなりました。

大久保が何をなしたかは注目に値するが、私にとって、より興味深いのは、大久保がどう考え、どう行動したかということです。

●慎重のうえに慎重を期しながらも、ここが勝負どころだと判断すれば大胆な行動に出る。
●いつでも「実」を取った。やらなければならないことがあると、ただ邁進する。かつての仲間から失望されようとも構わない。
●大久保に「絶望」の文字はない。いつでも物事の本質に肉薄し、失敗からも教訓を得る。
●嫌になって放り出すことはしない。
●決してあきらめない。失敗を重ねることでしか、前進などできないと信じていたからだ。
●一度決めたら躊躇しない。目標を定めれば、はいつくばってでも前進する。
●迅速、かつ慎重に事を運ぶ。
●つねに第二の案を持っている。
●真意を悟られずに改革を既成事実化する。
●いつでも先を見据えて布石を打つ。
●権力を掌握してもなお、貪欲に成長を目指す。
●時勢を決して見誤ることなく、やるべきことを淡々と、かつ早急にやる。
●考え抜いて秘策を導き出す。
●必要とあれば、寝技もいとわない。
●危険を顧みずに先頭に立つ。
●理想を追わずにベストに近い選択を愚直に繰り返す。
●大胆な行動から打開策を見つける。
●いつでも死力を尽くす。
●粘り強く前進する。
●優秀な者に任せることによって、改革を並行してどんどん進めていく。
●家族との時間を疎かにしない。

若い時に本書に出会っていたら、私も、もう少しましな人生を送れていたかもしれません。