本当の幸せは名声を得ることでも、会社の地位があがることでも、お金をもうけることでもなく、自分の生きたい後半生を生きることなんだ。･･･【ことばのオアシス（番外篇その4）】

本当の幸せは名声を得ることでも、会社の地位があがることでも、お金をもうけることでもなく、自分の生きたい後半生を生きることなんだ。

――大橋巨泉

タレントとして一世を風靡した大橋巨泉が、『巨泉　人生の選択』（講談社）に関する朝日新部記者の質問に、上掲のように答えている。

巨泉はこの著書の中で、「前半生はやるべきことは何でもやってみること、そして40歳になったら、『すばらしき後半生』の準備を、今度は綿密に始めること」を勧めている。彼は56歳の時、セミ・リタイアに踏み切ったが、後半生の優先順位を「①健康（禁煙、節酒、運動、バランスのとれた食生活）、②よきパートナー（妻）、③二つか三つの趣味、④財政的裏付け」としている。

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